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《マラソン》平成七年十一月一日

更新日:2020/02/15

 先日確か、NHKだと思ったのですが、あるテレビ番組で女子マラソンの有森選手を特集していました。その中で、彼女は「オリンピックでメダルを獲得してしばらく、走る意欲がなくなってしまっていた」、ということを語っていました。いったい何故かというと、彼女にとってマラソンを走る最大の目標はオリンピックでメダルを取ることで、それを達成してしまった今、走る理由がなくなってしまったからだというのです。周囲の期待もあってその後も嫌々ながら走っていても、目標なく走っていることが大変つらかったそうです。
 そんな時、足の怪我をして手術をしなければならなくなり、彼女はある病院に入院しました。そしてそこで、歩くために大変苦しいリハビリに励む多くの人に触れる機会を持ったそうです。そのとき彼女は、「歩けない人たちがこんなに歩こうと努力しているのに、歩くどころか走ることができる私が何をフワフワしているのだろう。」と思ったそうです。
 その後見事に復活し、札幌マラソンで優勝した後のインタビューで、「レースは苦しくなかったですか。」と問われて、「走ることは苦しくありません。目標を見つけられずにいる方が辛いです。走っていて苦しい時はむしろ、私はまだ生きているんだと感じられて嬉しいです。」というようなことを、答えていました。
 私たちはどうでしょう。普段生きていて、しっかりと目標を持っているのでしょうか。いつもふらふらしていませんか。私など、マラソンでいえばいつもコースを間違えてばかり、のような気がします。私たちは、人生という長い長いマラソンを走っています。それこそ長い長い道のりです。ただ何となく生きているだけならば、有森選手が走る時に感じたように、生きることがただ辛いことになってしまわないでしょうか。けれど、何かしっかりしたものを見つけられたとき、彼女のように「苦しい事さえも生きる喜びに変わっていく」、そんな生き方ができるような気がします。
*最近、私も走る事に目覚めました。十キロ走ると一時間くらいかかります。その間いろいろなことを考えるのですが、目標がないのは辛いものです。私の今の目標は、ハーフマラソンでとりあえず2時間を切る事。次に、来年の横浜マラソンで4時間を切ることです。具体的な目標は走るエネルギーになるし、走りだすきっかけになります。実は長距離走は走りだした最初は苦しいものです。しかし、無理をせずに走る分には、ある程度走るとその苦しさが心地よさに変わってきます。ただ、その初めの苦しさを知りながら、長距離を走りだすきっかけが必要なだけです。一歩を踏み出すきっかけが大切なような気がします。
*前のコメントは40過ぎの時に書いたものです。当時の目標のうちハーフマラソンの方はすぐに達成できたのですが、マラソンの方は・・・。

*日付は、文章を作成した日付となっています。

*その後の私のコメントが付いているものもあります。



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