羽沢保育園
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「色の三原色」

更新日:2026/10/02

人間の目は、「赤緑青」の三色で色を認識します。逆に言えば、人間の目は「赤緑青」以外の色を見ることが出来ません。一定年齢以上の方はご存じでしょうが、昔のブラウン管テレビは画面に水をつけてよく見ると、「赤緑青」が浮かんで見えてきたものでした。カラーテレビというけれど、実は三色しか映ってないのかと思ったのを覚えています。
では、全ての生き物がこの三色で物を見ているかというと、そうでもありません。生き物によって目の認識能力はかなり違います。
人などの霊長類以外の哺乳類は、青緑の二色でしか物を認識していないそうです。一方、鳥類やカンガルーなどの有袋類の多くは、四つの色で物を見ているそうです。紫外線まで見ることが出来るそうで、「赤緑青」以外に四つ目の色を持っています。ですから、鳥やカンガルーは、我々の知らない豊かな色の世界を持っているはずです。
そして、人の中には数%の割合で、四色で物を見ることが出来る「四色認識」の人がいるそうです。本人も気づかないうちに、そのような能力を持っているそうです。ではなぜ気付かないかというと、それが当たり前だからです。努力をして身につけた能力なら自身の特殊性に気付くかもしれませんが、生まれつきですから、残念ながら気付けません。
また、そのような自身の特殊性に気付かず、我々は全ての人が同じように世界を見ていると、大いなる勘違いしています。よく、「相手の立場に立って考えなさい」と簡単に言いますが、お互いに見えている世界が違うのに、そんなことが可能なのか、改めて考えさせられます。
当たり前ですが、「相手を思いやる気持ち」は大切です。見えている世界の違いを超えて、そんな貴いこころを育むことが出来たらと願いながら、園長として毎日の保育に取り組んでいます。

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